こじきりんブログ

自分が読んだ漫画や小説のおすすめです。皆さんが本を選ぶ時の参考にして下さい。

ブラック職場をホワイト職場に変えた話 その3

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今回は自分が働いている職場について書いていきます。
元々ブラック企業ならぬ、ブラック職場だった自分の職場を8年間かけて、職場風土を変え、ホワイト職場にしたお話をします。


また無能、ポンコツと言われ続けた自分の評価を、ひっくり返した方法を此処に残します。

少々長くなるかもしれませんがお付き合いください。

 

 

 

 



 

登場人物紹介

 こじきりん(私)

新入社員、日本人、ちょっとオタク、死にかけ ← New!

 

 ジョン(同僚)

新入社員、アメリカとハーフ、オタク、陽キャ、ブレイクダンサー

 

植木さん

課長、スタイリッシュ、車好き(GTーR)

 

 山中(敵)

係長、直属の上司、悪魔、バイクが好き


原口さん(味方)

4歳年上の先輩、優しい、いい人、彼女持ち、会社のホームページに載ってた人

 

榊さん(味方)

4歳年上の先輩、優しい、ONE OK ROCKが好き、変態


國貞さん
山中の腰巾着、ご飯おごってくれる、貧乏ゆすりがすごい

 
夏井さん
適当人間、残業大好き、タバコ大好き、パチンコ大好き

落川さん
イケメン、背が高い、マッチョ、ドS




あらすじ

 

お世話になっていた優しい先輩達が入社4か月でいなくなったこじきりん。

そして山中(悪魔)の次のターゲットは自分。

徐々に追い詰められていく、こじきりん。

果たして仕事を続けられるのか。






変化


毎日些細な事や、教えてもらっていない事で難癖をつけられ、怒られ続けていた。

そんな生活が続きながらも、友達や家族に支えてもらい、社会人2年目に突入する。

しかし、気づけば自分に変化が起きていた。


会社に着くと、腹痛が止まらなくなっていた。

腹痛というよりも胃痛という表現が正しいのかもしれない。

便は出ないのだが、ひたすらおなかが痛いのである。

山中とのDR前になると吐き気が襲ってくる。

そのため、吐くものが出ないように胃の中は空にしていた。

寝ることが難しくなった。

いつも12時には寝ていたのだが、2時になっても寝れなくなってしまった。

布団に入って、目を閉じると浮かぶのは自分が叱責されている姿だった。

寝れなくて、困っていたが、山中をどう殺そうか考えると不思議と気が晴れた、何パターンも殺し方を考えている内に、4時ごろに眠りにつく。

そんな日々が続いた為、いつも寝不足だった。

睡眠欲と食欲を抑える代わりに依存したのがタバコだった。

1日1箱、ひどいと2箱吸ってストレス発散をしていた。

会社にはタバコ部屋があり、そこでは先輩達や、他部署の人たちが気さくに話しかけてくれたり、相談に乗ったりしてくれていた。

こうしてギリギリ心を保ち、会社生活を送った1年目だった。


社会人2年目。

ついに後輩が入社してきた。

自分の職場には祝君と、三中君という好青年が配属された。

彼らからしたら自分は先輩だ。

しっかりしないと、そう思っていた時山中から呼び出された。

山中「おい、こじきりん」

こじきりん「はい」

山中「おまえ、4月に評価してくるって言ったよな」

こじきりん「はい、落川さんの指示で評価に行きます」

山中「新人2人連れてけ」

こじきりん「え、、、はい、落川さんは、、、」

山中「落川は別の仕事を頼んだ、おまえは新人を使って仕事回せ」

こじきりん「わかりました、がんばります」

山中「あと試験車両半日しか取れてないから、急げよ」

こじきりん「え、半日ですか!?新人連れてだとちょっと厳しいかもしれませんが。。。」

山中「いやいや、そんな時間かかる?掛からんでしょ?大丈夫だろ、お前も先輩なんだしな!!まさか出来ないなんて言わないよな!!」

こじきりん「わかりました。。。がんばります」


山中の圧力に屈してしまい、新人を教育しつつ、いままで先輩と一緒に仕事していた事を一人で評価実施することになる。







新人






評価当日。


昼一から新人の祝君と三中君を連れて評価に行く事に。


こじきりん「じゃあ君達評価に行こうか」

祝、三中「はい、よろしくお願いします」

こじきりん「荷物はまとめてあるから、ちょっと持つの手伝ってくれる?あ、この設備買うと200万するから気を付けてね!あとこれも壊れやすいから気を付けてね!あと服装!安全靴と帽子は持った?」

祝、三中「はい、準備万端です、いけます!」

こじきりん「よし、行こうか、10分くらい歩くから、重たかったら教えてね、ちょっと休憩するから」


こじきりん「ここが車両試験場ね、通門証をかざして入場しましょう」

祝、三中「はい、わかりました」

こじきりん「いまから車両借用申請と、車両のカギの確保と、場所の確認してくるから、君達は外で待っててね」

祝、三中「はい!」

こじきりん「車両は屋上にあるみたいなので、屋上行きましょう!」

三中「はい、わかりました!そういえば、、、こじきりんさんって何歳なんですか?」

こじきりん「君たちの1つ上だよ」

三中「え!?1個しか違わないんですか!?なのに自分たちの教育や、一人で仕事しているんですか????」

こじきりん「今回時初めてだけどね、なんでか知らないけど、この部署だとこんな感じみたい、めちゃくちゃ厳しい上司もいるし、つらい事ばっかりだよ」

三中「そうなんですか、、、初日から鬱になるじゃないですか、、、」

こじきりん「なんかあったら聞いてくれればいいよ、出来る限り回答できるように頑張るね」

三中「はいwよろしくお願いしますw」

祝「先輩大変ですね。。。」

こじきりん「まぁ今のうちはまだ余裕だよ、どうせおれ怒られてばっかりでポンコツだからwwすぐにわかるよww」

祝「え?先輩でポンコツなんですか?」

こじきりん「そうだよ、一番怒られてるし、一番使えないって言われているみたい、國貞さんとか、夏井さんにポンコツだなぁって言われてるからねww」

三中「さっそく不安でしかないです・・・」

祝「やばいとこに配属されたかな・・・」

こじきりん「そんな落ち込むなって、大丈夫だよ!山中は特定の人しか言わないからwおれとか、おれとか、おれとかね!!!」


新人とも雑談を挟みつつ作業を教えながら仕事を進めました。


評価するためにバッテリーや、車両の配線を組み替えて、パソコンで計測できる形にして、評価パターンを50項目こなす事がその日の目標でした。


1日90件を標準に考えているので、半日と考えると妥当なのですが、いかんせん評価者は2年目と1年目。そんなにスムーズに行く訳がありません。


16時になり、評価進捗がやばい事に気づくこじきりん。


非常に言いたくないのだが、山中に報告しなければならない。

胃が痛くなる。


でもしょうがない。

評価して来いって言われた時も厳しいとは言った。

なら大丈夫なはず。

そう思い、電話を掛けることに。


プルルル プルルル

山中「なんだ、もう評価終わったのか」

こじきりん「いえ、すみません、少し終わりそうにないです。。。19時までかかりそうです」

山中「はぁ???新人連れてんだろ、そいつらどうすんだよ、残業できねぇぞ」

こじきりん「はい、ですので新人は途中で帰して、自分一人で実施してもよろしいでしょうか?」

山中「安全上一人はダメって教えただろお前、何言ってんだ」

こじきりん「はい、すみません。わかりました。ではだれか一人作業補佐してもらえないでしょうか?」

山中「全員忙しいわ!!なんでお前終わらないんだよ!!!」

こじきりん「すみません、さすがに新人連れては厳しかったです」

山中「はぁ使えねぇな。」

こじきりん「すみません。。。」

山中「一人で出来る作業なのか?」

こじきりん「停車状態でも評価できるパターンを残したので可能です」

山中「ちっ、じゃあバレずにやれよ、あと、評価終わったら俺の席にこいよ」

こじきりん「(説教確定やん)はい、わかりました。ありがとうございます」

山中「ちっ、早く終わらせろよ、わかったな」

こじきりん「はい、頑張ります」

ブチッ ツーツー


はぁ、、、やっと終わった、、、


色々と終わった、、、


あとは定時後に19時から怒られるだけである。


新人の祝君、三中君を事務所に戻し、一人で黙々と作業を行う。

評価パターンをすべて取得した。

外が暗い中、小型のライトや、携帯のライトを駆使して車両を元の状態に戻し、車両のカギや予約表、車両の点検を行い、一人車両実験場を後にする。

あぁ今日は何時間怒られるのだろう。

今日は1時間かなぁ。

データもまとめなきゃいけないし、解析も終わってないや、今日も23時コースかな。しかも説教長いし。日報も書かないと怒られるし、はぁ。。。

憂鬱になりながらも逃げられることも出来ず、事務所へ戻る事に。



事務所につき、山中の元へ向かった。



VS山中 part2

  

こじきりん「山中さん、遅れてすみません、評価終わりました。」

山中「遅かったじゃねぇか」

こじきりん「はい、、、すみませんでした。」

山中「すみませんとかじゃなくて、なんでそんなに時間かかったの?」

こじきりん「新人たちに説明したりとかで時間がかかりました」

山中「ふぅん、じゃあ新人が悪いんだね」

山中「こじきりん、てめぇが悪い所は一つもないんだな」

こじきりん「いや、、、そうでは、、、」

山中「じゃあなんだよ、指示した俺が悪いのか?」

こじきりん「いや、、、違います、、、」

山中「じゃあ誰が悪いんだよ」

こじきりん「すみません、自分の仕事が遅くて」

山中「あのさぁ、なんで?ってきいてんの。お前のすみませんはもう聞き飽きたわ!何回スミマセンっていえば気が済むの?スミマセンって言っとけばいいって思ってんだろ。」

こじきりん「いや、、、そういうわけでは、、、」

山中「じゃあ何が悪いんだよ、言えよ」

こじきりん「自分のスキルが足りてなくて、、、」

山中「お前いつになったら成長するんだよ!!こんなんじゃ評価任せらんねぇな!!!!それで何が悪かったんだよ、何のスキルが足りなかったんだよ」

こじきりん「えっと、、、(普通に終わらない量だし、終わらないって事前に行ったし、新人連れてるから評価効率悪くなるし、しょうがないやろ。。。どうしよう)」

答えに困って5分経過後

山中「はぁ。お前もういいわ、自席で考えて後で対策を提出しろ。今日中な、わかったな」

こじきりん「はい、、、わかりました」

山中「ちっ!!!はぁあああああ、くそが!」

 

 


理不尽すぎる

なんでこんなに言われないといけないんだ。

そもそも無理があるだろ。




クソックソックソックソックソックソッ



ピコンッ


チャットだ。


だれからだろ。



落川「ヤニ場いこうぜ!!!」

こじきりん「了解です」




 

落川さん


落川こじきりん、また怒られてんなぁww」

こじきりん「いや、マジで意味わかんないですよ、落川さん一緒に行ってくれるっていったじゃないですか!w」

落川「すまんすまんww、山中が指示してきたからさ」

こじきりん「まぁしょうがないですよね、あいつマジでイカれてますわ!マジで殺したい!!!あーーーー」

落川「てめーの仕事が遅いからだろ!キリッ!」

こじきりん「wwwww」

落川さん「wwwww」

こじきりん「やめて下さいwww」

落川さん「wwwんでどうすんのさww」

こじきりん「あ~なぞの対策ですよね、、、」

落川「あんなん適当に書いとけばええんよ」

こじきりん「だってあいつがわるいじゃないですか」

落川「まぁなぁ。。。マネジメント出来てないよな」

こじきりん「そうですよ、新人連れて2年目でやってみろ!ってかんじですよ!」

落川「確かにな、いまは昔と比べて難しくなってるからなぁ」

こじきりん「あれ完全にパワハラですからね!」

落川「そうだなwwwまぁ適当に書いとけよ!」

こじきりん「がんばります」

落川「そろそろ戻るわ!あいつ同時に戻るとまた「余裕だなぁ、こじきりん」って言ってくるからな、しかも「悪口は終わったか?」とか聞いてくるからwww」

こじきりん「了解ですwwwちょっとずらして戻りましょうwww」


落川さんはいつも自分がイライラしていたり、怒られてへこんでいる時を察知して、明るくしてくれる素晴らしい先輩です。

身長が高くて、顔も少し怖かったので最初は緊張しましたが、慣れれば気さくで、コミュニケーション能力が高く、非常に尊敬できる先輩でした。


冗談交じりに自分の気持ちを落ち着かせてくれたため、自席へ戻ったら冷静に問題に対して対処できるような心境に変化しました。







仕事



まずは今日取得したデータの整理と進捗管理、設備の返却をする必要があります。これは後工程の解析業務側へ影響が出るため、最優先で実施する必要がありました。その後山中から指示があった、再発防止策を書いていきます。

再発防止策を書くには、現状把握、要因分析、問題解決手法をまとめる必要があります。

山中が好きそうな言葉を選び、現状把握から急いで書き始め、要因分析の候補をリストアップした時でした。(この時点で22時)

 

 山中「おい、こじきりん」

(うわっ、またきた)

こじきりん「はい、なんでしょうか?」

 

 山中「まだ終わんねぇのか」

こじきりん「あと30分くらいで終わると思います(お前も書いてみろや、2年目と1年目で仕事させるという無茶ぶりした理由とかよおおおおお)」

山中「ぇええええ?そんなかかる???」

こじきりん「すみません(別の仕事しとったんじゃい!!!)」

山中「もういいわ、俺先帰るから、あとは日報に添付しといて、明日確認するわ」

こじきりん「すみません、よろしくお願いします。。。(え?じゃあ明日でよくね?)」

山中「はぁあああ、もう少し考えて仕事しろよな」

こじきりん「すみません。。。(お前が考えて仕事しろ)」


山中「じゃあ帰るから」

こじきりん「お疲れさまでした(はよ帰れ!!!!!)」


山中も帰宅し、業務に集中できるようになりました。なんとか問題解決として対策行動までまとめました。

思ってもない事を問題として挙げ、対策として書いたことを覚えてます。

たしかまとめるとこんな感じです

問題:標準工数内で作業が完遂できない

要因分析:作業が遅い、教育時間と作業時間のバランスがとれていない

対策:作業スピードを上げるために、事前に先輩に業務の進め方やカンコツを聞いて、作業手順をまとめてから業務を行う。教育は優先度を下げ、業務を最優先に行う。



まぁ無理なんですけどね。


作業は確認しながら行わないと結局ミスしてまた怒られるし、教育しないとそもそも評価業務出来ないし。まぁでも自分が悪いって書いておけば納得するし、これでいいやとなり提出しました。



しかし、自分には解析業務も残っていたため、その業務もこなし、業務日報としてメールを送信し、帰宅したのは23時過ぎでした。(この頃は基本21時以降の帰宅でしたので特別でもなかったです)







次の日


山中「おい、こじきりん」

こじきりん「はい(うわっきたよ、また怒られんのかなぁ)」

山中「お前本当にこの対策出来るんだな」

こじきりん「はい、がんばります(まぁ無理だけど)」
山中「じゃあお前次同じように遅れたら、どう責任取るんだ」

こじきりん「責任ですか。。。(責任ってなんだよ、責任は上司だろ)」

山中「どうするんだ」

こじきりん「・・・(え???え???何言えばいいん?ぜんぜんわからん)」

山中「はぁ、、、もういいわ、お前そもそも仕事の目的とかわかってねぇだろ」

こじきりん「車両を用いて評価することで不具合を発見するという認識です(え??目的???急に??)」

山中「仕事の目的がわかってねぇから仕事がおせぇんだろうが!」

こじきりん「はい、すみません。。。(ちょっとよくわからんけど謝っておこう)」

山中「目的をもっと理解しろ!!!わかったな!!!」

こじきりん「はい、わかりました、ありがとうございます」

山中「おれが配属された時は出来立ての部署だったからな、今のお前たちは恵まれてんだよ、その癖にお前は2年目なのに、なんでそんな業務しかできないんだ。そもそもここは学校じゃねぇんだよ、わかってんのか??ここは職場だ。だれも教えてくれねぇんだよ。お前まだ学生気分なのか???いい加減社会人になれよ」



はぁああああああああああああああああああん????



お前の工数の見積もりミスでなんでそんなに言われなきゃいけねぇんだ!!!!!!!


あああああああああ、だめだ、殺したい。

本当に殺したい。


もう駄目だ、そろそろ限界。


多少は自分に責任があるかもしれない。

仕事が遅いのは多少ある。

でも元々厳しいということは伝えていたし、仕事中にも厳しいですという事を連絡したのに、お前がなんとかしろって言ったのは山中、てめぇだろ。上司の責任は一切ないのか???いやあるだろ。

計画の立て方分からねぇなら上司止めた方がいい。


相当イライラしました。


あ~


悔しい、悔しい、悔しい、悔しい、悔しい


人生で初めてです。


悔しくて、怒りで涙が出てきたのは。


でもなぜか笑っていました。自分でもなぜ笑っていたのかよく分かりません。


笑いながら、泣きながら、怒りで手が震えながら、ついに言ってしまいました。


こじきりん「もう無理だ!!!!!!あなたの下では働けません!!!!今回の件も今までの業務も、毎日怒られているのも自分がすべて悪いんですよね???自分はポンコツですもんね!!!業務の計画が無茶でも俺が悪いんだろ???じゃあもう無理。迷惑をかけるだけなんで、山中さんの下で仕事はこなせません。もう限界です。勘弁してください。」





周囲の人たち「ポカ~~ン」




あっ



やってしまった。



あ~おわったなぁ




我慢してたのに。




山中「まぁ落ち着け、俺も言いすぎたな、なっ、一旦タバコでもいって休憩してくるといいよ」


まぁここまで言ったらもういいか


こじきりん「今日はもう帰ります。では」



あ~~もう引っ込みつかなくなってしまった



さすがにこの状況で仕事できないしな。。。



やってしまったものはしょうがない。。。






小休止

 

山中に啖呵を切って途中で帰宅したこじきりん。


やっちまったもんはしょうがない。


バッティングセンターと大好きなマンガ喫茶でも行ってストレス発散しよう。


そう思いながら帰路に就いた。


その日の夜。



プルルル


こじきりん「はい、もしもし(だれだろ、さすがに会社か、まぁ無断帰宅だしな)」

落川さん「よぉwwマジギレ野郎ww」

こじきりん「あ、お疲れ様です。その節は申し訳ありません」

落川さん「いいってwwwあれは山中が悪いからww それで明日は会社来るか?」

こじきりん「はい、行けたら行きます。」

落川さん「はいよ!まぁ目の前で見てたから知ってるけど、気にすんなよ、山中はいつもあんな感じだから。おれもお前らがいないところで意味の分からないブチギレされてるからなwww」

こじきりん「そうなんですねwww自分はいまマンガ喫茶でリフレッシュしてるんでwww心は穏やかです、大丈夫です。」

 落川さん「まぁ無理すんなよ!じゃあまた明日な!」
 

 こじきりん「はい、お疲れさまでした。」

こうしてアフターフォローも出来る上司ってすげぇな。やっぱり落川さんはいい人だなぁ。この一件で落川さんだけは信じよう、少なくとも恩返ししよう、そう決意しました。


心では前向きになったつもりでした。




そして次の日。


朝起きて会社に行かないと。


そう思っていると胃がキリキリして、布団から起きれないのです。


そうは言っても仕事です。


胃が痛いのを抑え込み、朝食をとりました。


しかし、その直後嘔吐してしまいました。



その時やっと気づきました。


あぁ、俺壊れたんだ。



ここまで追い詰められてたんだ。



長時間残業、毎日の叱責、しかし同期は怒られない、さらに自分を責めるように怒られ続け、そんな中でも頑張って仕事をこなすが、だれも認めてはくれない、そんな1年間を過ごした自分は知らず知らずのうちに、壊れていったようです。


そんな自分を親が見ていて、こう言いました。


母「無理せず今日は休んだら?もう限界だよ。たまにはゆっくり休みな?」

母は基本的には学校や会社は休まず行きなさいという人でした。そんな母がそういうなら、自分からみても家族から見ても限界なんだな、そう思い、会社を休むことにしました。


連絡相手はもちろん落川さん


プルルルッ

こじきりん「おはようございます」

落川さん「よぉ、なんだった?」

こじきりん「胃が痛くて、ゲロ吐いたので、休みます」

落川さん「あぁ、もう限界だな、休め休め、上には俺から報告しておくから、ほんと無理すんなよ、無理なら病院いってこいよ」

こじきりん「はい、すみません、よろしくおねがいします。」

落川さん「お大事に」


電話が終わり、少し横になっていたら、胃の痛みも吐き気も収まりました。


しかしせっかくの休みなのにやる気が起きません。



その日はゴロゴロして、ボーっとテレビを見てたら1日が終わりました。



次の日も同じでした。



同じ症状だったので落川さんに連絡し、会社を休む。


そして、どこかへ出かけるわけでもなく、ボーっと過ごす。


今思えば躁鬱状態だったんでしょうね。


自律神経失調症も少しあったのかもしれません。


そんな生活が3日ほど続きました。


しかし3日目の夜についに動きがありました。










復帰へ



仕事を休んで3日目の21時頃


落川さんから着信がありました。


一度は出ようとしましたが、もう何もしたくなかったので、出ませんでした。


しかし時間をおいて、何度も電話がかかってくるので、何事かと思い電話に出ることにしました。



こじきりん「はい、もしもし」

落川さん「おっ、やっとでたな」

こじきりん「なんでしょうか?」

落川さん「そろそろ会社これないか?」

こじきりん「すみません、、、もう正直山中さんがいる状態で働ける気がしません」

落川さん「大丈夫だって(笑)もう関わらんようにしてもらえるって!」

こじきりん「もう関わるとか、関わらないとか言う話じゃないんですよね」

こじきりん「あいつがいる時点で、もう自分委縮してしまうというか、ストレスで胃が痛くなるんですよ。自分だって、行けるなら会社行きたいんですけど、どうしても出社しようとすると、体調が悪くなってしまうんです」

落川さん「まぁそうだよな、あいつに潰された人はみんなそうやってなるみたいだから。まぁでも出社してくれよ、来ないと俺が困るんや!(笑)」

こじきりん「チーム移動とか部署移動とかできないんですか・・・?」

落川さん「大丈夫だって、これから俺の下に付くっていうのはどうだ?山中と直接話すことは一切しない、直接何か言われたら、チーム変えてもらうっていう条件でもう少し頑張れない?」

こじきりん「そうはいっても山中は文句言ってくるじゃないですか」

落川さん「そこはもう植木課長に話しておいたから、お前せっかく知識がついて来て仕事出来るようになってきたのに、勿体ないって。もはやおれより細かい知識はあるぐらいだと思ってるし、だから俺を助けると思って出社してくれよ!」

こじきりん「確かに落川さんには感謝してます。少し考えさせてください」

落川さん「いや、今決めよう!というかこれ以上休むと逆にお前が会社来れなくなってしまうと思うんよ。申し訳ないとか、気まずいとかでな」

こじきりん「そうかもしれませんね、、、」

落川さん「山中もさすがにいいすぎたかなっていって反省してたし、周りの人も状況は知ってたから大丈夫だって、味方しかおらん。山中と植木課長も話し合ったみたいだしな」

こじきりん「何を話したんですかね」

落川さん「このままだと、君を飛ばさないといけない、とか通告したみたいだよ。だから最近不自然に優しくなってる(笑)いつも怒られている夏井も最近怒られてないしな(笑)まぁ夏井に関してはもう少し怒ってもいいぐらいだけどな!!!」

こじきりん「そうですね(笑)いつも仕事テキトーですもんね(笑)」

落川さん「まぁそんなかんじでさ、なんとか会社に来やすいように、体制も多少変わってるからさ、とりあえず出社して来いよ!」

こじきりん「わかりました。では明日は出社します。頑張ります」

落川さん「とりあえず朝一タバコ行こうぜ!今は周りに人がいるから、詳しい話は明日してやるわ!じゃあ明日絶対来いよ!!」

こじきりん「はい、ありがとうございます、色々してもらって。。。」

落川さん「ほんとだよ!!wwwだからてめぇまともに仕事できるようになったら覚悟しておけよww馬車馬のように働かせてやる!!wwww」

こじきりん「それはちょっと勘弁してくださいwww適度に働きますわww」

落川さん「まぁ夏井とか、國貞とか、植木課長も心配してるからさ、とりあえず顔だけ見せにこいよ、仕事はやんなくてもいいからさwww」

こじきりん「わかりましたwwじゃあタバコ部屋にひきこもりますわwww」

落川さん「全然かまわんwwじゃあそろそろ山中会議から戻ってくるから、電話切るね、また明日な!」

こじきりん「はい、ありがとうございました。失礼します。」




こうして落川さんのおかげで自分はまた会社に行く事を決意しました。

自分自身の為じゃなく、山中の為でもなく、ここまで気配りしてくれて、気にかけてくれた落川さんに恩を返す為に。







出社

 

自分の性格上、理由が明確かつ一度覚悟を決めてしまえば、なんとかなる事は知っていました。落川さんを助ける為に頑張る という理由で、 助ける為に仕事が出来る人になる という目標を定めました。

そうなると出社出来ない、、、なんて言っている場合じゃありません。

よし!!優秀な社員になってみせる!!そう意気込んで、出社しました。

しかしその通勤途中、やはり不安が襲ってくるのです。

会社が近づくにつれて、動悸が激しくなってきます。

胃が痛くなってきます。

胃液のすっぱい臭いがこみ上げてきます。

通勤途中にあるコンビニに何度も寄りました。

でも山中の恐怖に負けてられません。

それに自分には落川さんという味方がいます。

なんとか、心を強く保ち、駐車場までたどり着きました。


駐車場から会社までは5分少々。

やはり一段と強い、不安感、動悸、胃痛が襲ってきます。

でも自分は頑張って出社すると決めました。

まずはタバコを吸って落ち着こうと思い、車の中で一服しました。

タバコを吸えば不安は消える。

そう思い込んで、気持ちを無理やり抑え込みました。

昔から山中にキレられては、タバコを吸って落ち着いていたので、ルーティーンとして確立していたのでしょう、少し気分がマシになるのです。

タバコを吸い切り、気合を入れて、いざ職場へ。

とりあえず、席についてすぐにタバコ吸おう。

タバコを吸えばなんとかなる。

エレベーターに乗り、自席へ着くと、落川さんがさっそく話しかけてくれました。

落川さん「おおおおおおお!!!よぉ来たな!!!タバコいこうぜ!!!」

こじきりん「ハイ、頑張りました。いきましょう!」


こうして私は職場復帰を果たしました。

入社した頃には、鬱病なんて自分には関係ない、メンタルやられることなんてあり得んよな。なんて友人と話していた自分が、まさかメンタルやられるとは思いもしませんでした。

もし読んでくれている人がいて、心が折れた経験がある人なら、この出社するのも一苦労な心身の状態を理解してくれると思います。

ただ幸せに会社生活を送っている人からすると、甘えじゃん、とか、多少怒られるもんだろ、っと感じるかもしれません。

しかし心のキャパシティは人それぞれです。

自分が辛くなくても今の若い子からすると辛い事なんていっぱいあります。

特に山中の場合理不尽で怒り感情を直接ぶつけてくる上司でした。

常に怒りを向けられると人は委縮し、それがさらにミスを誘発し、更に怒られるという負のスパイラルに陥ります。

そうならないように一度山中の支配から逃れ、落川さんを上司として、自分の社会人生活が再スタートしたのです。







そして、ここから自分の逆襲が始まりました。